ShourottoSeisanbu
◇ オリジナルの味の安定化について ◇
- <目的>大昔は大量生産、大量消費の時代でした。現在はまったく昔の面影も無いくらい消費者の嗜好は多様化しております。そうなると従来の生産ロットでは、時代の流れや消費者のニーズに即応していくのは難しいのが現状です。そうなると「小ロット生産、そして多品種生産」が重要なファクターになっていると考えております。
- <私達の想い>消費者のニーズに即応する。それは言うのは簡単ですが、実際に企業としてお店として対応していくのは、大変な事です。そこで半田の旨味家は、多くのお客様の生産委託を受ける事で、小ロット生産を可能にしております。その対応をわたしたちが積極的に行う事で、お客様の対応力のアップにつながり、強いては商売繁盛につながると信じております。
<事例>東京都江東区 お弁当・給食企業の場合
- <課題>一度につくるおかずの量は2,000人分。しかし、規模が大きくなればなるほど、原材料の調達が困難な場合も多々ある。予てから、一度に作るおかずの種類を一種類にせず、多種類対応出来れば、原材料の調達不足などが回避できる。その為には、ワンストップな、合わせ調味料が必要だが、なかなか小ロット生産を受けてくれる調味料メーカーがない。
- <対応策>半田の旨味家のご提案
- 三ヶ月前の同日に希望の「おかず」を作るための調味料のご要望とレシピを頂く。
- 毎月それを繰り返していく事で、毎月ワンストップ合わせ調味料の種類を増やしていく方法。
- 毎月行う事で、既に作った調味料への改良も加えて次回以降の生産に繁栄させる。
- 使いきりを目指すため、全ての合わせ調味料を2キロ入りのペットボトルで生産を行う。
- <結果>オーダーメイド調味料を作ってみて
- メリット① 2,000人分のお弁当のおかずが、3種類から4種類の内容に切り替えることが出来、原材料の調達不足などのトラブルが発生しなくなった。
- メリット② 1種類の生産は100キロからなので、短月で在庫として残る事が無くなり、在庫管理、及び鮮度に関しても向上することが出来た。
- メリット③ 生産コントロールがきめ細かに出来る様になり、以前よりもお弁当のメニューを結果的に増やす事が出来、納入企業からの評価も上がり、注文数が向上した。
- <半田の旨味家後記>
毎月約10種類の合わせ調味料の開発という事で、大変開発メンバーには負担が掛かったが、三ヶ月目からは開発~検査~生産までが、お客様との協業体制もなれる事で、迅速な開発生産体制を作れたと思います。これぞ、コラボレーションという仕事の進め方なのでしょう。